自分の会社を作るにあたって必要なものとは?準備すべきものを紹介
自分の会社を立ち上げてみたい、このように思っていませんか?会社を作るにあたって、いろいろと必要なものが出てきます。そこでここでは起業の手続きにあたって必要なものをいろいろと紹介します。
印鑑を作成する
会社設立するためにはいろいろな書類を作成する必要があります。この書類には印鑑が必要です。起業しようと思っているのであれば、法人用の印鑑を早めに作っておくといいです。
法人実印は必須
登記する際に必要な印鑑です。法人実印にはルールがあります。1cm超で3cm以内の正方形に収まるサイズでなければなりません。法人実印だけでも登記手続きは可能です。しかし今後必要になってくる可能性は高いので全部で4種類の印鑑を作成しておきましょう。
ほかに必要な印鑑
まずは銀行印を準備しましょう。個人とは異なる、法人口座を開設する際に必要です。ちなみに小切手を振り出す際にもこちらの印鑑が必要です。2つ目は社印です。領収書や請求書、見積書に押印するために用いられる印鑑です。最後はゴム印です。会社名と代表者名、住所、電話番号を記載することが多いです。契約書に押印することで、会社の情報を記入する必要がなくなり利便性が高まります。
定款の作成は必要
会社を作るにあたって、定款を作るのは必須です。定款とは会社の憲法のようなもので、基本的なルールについて記載された書類です。定款そのものはインターネットで調べるとテンプレートがあるので、こちらをダウンロードして作成すれば簡単に仕上げられます。
公証人役場で認証を受ける必要
定款がただ作ればそれでおしまいという代物ではないです。公証人役場に行って、公証人からの認証を受けなければ有効ではありません。公証役場に行く際には、発起人の実印と身分証明書、4万円分の収入印紙が必要です。収入印紙は電子認証で手続きを進める際には不要です。その他に手数料がかかります。まずは公証人へ一律5万円支払います。さらに定款の写し交付手数料が発生します。こちらは1枚当たり250円で定款のページ数分必要です。
発起人全員の印鑑証明書も
認証を受ける際には、出資者全員分の印鑑証明書も必要です。印鑑証明は印鑑登録していないと発行してもらえません。印鑑登録していなければ、まずこちらの手続きを進めましょう。印鑑証明は登記手続きの際にも必要なので、2~3部一度に発行したほうが面倒な手間も省けます。
まとめ
会社を立ち上げるにあたって、必要なものはいろいろと出てきます。定款を作る工程まででも、いろいろなものが必要になるので早めに手配を進めましょう。その他にも登記手続きなどでも必要なものが出てくるかもしれません。しっかり確認をしながら着実に手続きを進めていきましょう。もし自分たちだけで手続きを進めるのが不安というのであれば、司法書士など専門家に相談するのも一つの方法です。会社のホームページやあいさつ回りなども必要になってくるので、事務手続きはプロに任せるのも一考でしょう。